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去る12/1(日本時間12/2)にPHP 7.1.0が無事リリースされましたね!みなさんビルドしてみましたか? そんな中、PHP Classesの記事「PHP Performance Evolution 2016 from PHP 5, PHP 7.0, PHP 7.1 and PHP 8/Next」にPHP 7.0から7.1で結構な性能改善があったと書いてあったので、追試してみたら本当だったという話を紹介します。 記事の概要 上記の記事ではPHP 5.6→7.0での性能改善が大きかったこと、7.0→7.1でもかなりの性能改善があったこと、PHP 8.0になるであろうJITコンパイル実装も現時点でかなり速いことなどが紹介されています。 このうち1番目と3番目は既に知られている内容だと思いますが、2番目は筆者は初耳だったので、手元の環境で確かめてみました。 ベンチマーク(OPcacheなし)
PHPのstatキャッシュ PHPにはCurrentStatFileという内部管理用の変数があり、直前のstatシステムコールの結果を1件だけ覚えています。これはたとえば次のような状況で使われます。 <?php mkdir("foo"); var_dump(is_dir("foo")); // bool(true) var_dump(is_dir("foo")); // bool(true) パッと見ではわかりませんが、実は上記プログラムのis_dir()の内部処理は1回目と2回目とで異なっています。1回目は真面目にstatシステムコールを呼んでfooがディレクトリかどうかOSに問い合わせているのですが、2回目の呼び出しではシステムコールを呼ばず、直前のシステムコールが返した値を使い回すという挙動になっています。本稿ではこのキャッシュのことをstatキャッシュと呼ぶことにします。 以下の関
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