98才と10ヶ月 病院のベッドにて家族に見舞われながら他界した。大往生である。 医者が言うには10万人も居ないという男性の95歳超え。平成22年の国勢調査によると男性の平均寿命は79.64歳、当時の97歳以上が全員生き残っていたとしても2万7千人しかいない。母方の祖父も99歳で亡くなった。明治や大正生まれの生き残りは本当にたくましいと思う。だがしかし100歳の壁はさらに厚いようだ。 呼吸器不全と診断されてから22日、入院してから2ヶ月程度あった。ここ1〜2年、養護ホームにはいっては風邪などをうつされるたびに病院に入院していた。病院は、病気の治療こそしてはくれるもののベットに括りつけられては寝かし続けられ介護度が増していく。入院しては個室に移され風邪の治療だけされて帰ってくる。歩くこともままらならなくなりリハビリ施設に行く。リハビリ施設でまた風邪をうつされ病院の個室に入れられる。生活力はさら