明治維新後もしばらくは実施されていた[註 1]が、改暦の年である1873年(明治6年)1月4日太政官第1号布告「五節ヲ廃シ祝日ヲ定ム」によって廃止となった[5]。その後、1948年(昭和23年)7月20日公布・施行の「国民の祝日に関する法律」によって、2021年現在においては端午の節句のみ「こどもの日」の名称で祝日となっている[6]。 「御節供」と呼ばれた節句料理はもともと五節句の祝儀料理すべてをいっていたが、のちに最も重要とされる人日の節句の正月料理を指すようになった[2][7]。そして、今日では「おせち」として、正月三が日もしくは七日にかけての松の内の期間において食べるものを指すようになっている[8]。ただ、今日でも人日の節句の七草粥など「節句料理」として残っているものがある[4]。 節句に飾られる人形(雛人形、五月人形など)は、節句人形(せっくにんぎょう)とも称される[9]。 なお、