生産消費者 (せいさんしょうひしゃ、prosumer) もしくは生産=消費者、プロシューマーとは、未来学者アルビン・トフラーが1980年に発表した著書『第三の波』の中で示した概念で、生産者 (producer) と消費者 (consumer) とを組み合わせた造語である。生産活動を行う消費者のことをさす。 なお、プロシューマーと言った場合はプロダクト(product、商品)と消費者を組み合わせたマーケティング用語、あるいはプロフェッショナル (professional)と消費者を組み合わせ商品に詳しい消費者といった意味で使用されていた場合もある[1]。 トフラーは、人々は市場を通じた交換に依る経済活動だけでなく、市場を通さない、自分自身や家族や地域社会で使うためもしくは満足を得るための無償の隠れた経済活動で多くの富を生み出しているとし、そうした市場外の生産活動を行う人々を「生産消費者[2]