バルフ(ペルシア語: بلخ[2])は、アフガニスタン北部のバルフ州の都市である。古代より交易路の要所として発展し、バクトリア王国の都バクトラはバルフ、あるいはバルフ周辺の地域に存在していたと推定されている[3]。長い歴史の中でバルフは幾度も戦乱に巻き込まれ、現在のバルフはバラヒッサール遺跡Bala Hissar, Kabulの側に存在する小村となっている[3]。 地理[編集] バルフはアフガニスタン北部のバルフ川(英語版)の下流、マザーリシャリーフの西18kmに位置する街である[3]。バルフ州に属し、郡としては州内で2位、市としては3位の人口規模である。 街の中心にはホワジャ・アブ・ナスル・パルサ寺院(緑のモスク)があり[4]、直径約600mの環状の街区がある。1920年代の地図によると街の東側は旧市街で隊商の宿があり、西側は新市街、南側にはバザールやユダヤ人街があったという[5]。そ
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