イスラマバード(CNN) パキスタン北西部の部族地域パラチナルで学生らを乗せたワゴン車が武装グループに襲われ、女子学生2人が顔に酸をかけられて重傷を負ったことが4日までに分かった。同国のイスラム武装勢力「パキスタン・タリバーン運動(TTP)」が犯行を認めている。 地元当局者によると、車にはコハート大学の男女学生15人が乗っていた。武装グループが車を止め、学生らに酸を投げたうえで発砲した。担当医によると、女子学生2人は一命をとりとめたものの、顔に重度のやけどを負った。さらに男子1人がやけどを負い、別の男子1人が撃たれて負傷した。 同乗していた女子学生らは匿名を条件としてCNNの取材に応じ、「全員が修士課程の大学院生で、大学で試験を受けた帰りだった」「学校に戻るのが怖い」と語った。 TTPは一帯に配布した小冊子の中で犯行を認め、女子は学校へ行くべきでないと警告した。TTPの地元リーダーはCNN
イスラマバード(CNN) パキスタンでイスラム武装勢力タリバーンを批判した14歳の少女がタリバーンに銃撃された事件について、同国のラバニ外相は11日、「今そこにある危機に対する警鐘」だとの認識を示した。 渦中の少女、マララ・ユスフザイさんは9日、学校から帰宅途中に銃撃され、首都イスラマバード郊外にある軍の病院で弾丸の摘出手術を受けたが、脳浮腫を発症して意識が戻らず、11日現在も重体となっている。 事件後、同国の武装勢力「パキスタン・タリバーン運動」が犯行を認め、もしマララさんが一命を取り留めたとしても、次は必ず殺すと予告した。 マララさんは日常生活についてつづったブログの中で、女性の教育を制限しようとするタリバーンの脅迫におびえながら学校に通っているなどと書き、タリバーンを批判していた。 ラバニ外相はこの事件について、「自分たちの主張に従わせるために暴力を行使する者」に対し、パキスタン国民
(CNN) パキスタンでイスラム武装勢力タリバーンを批判するブログを執筆していた14歳の少女がタリバーンに襲撃された事件で、搬送先の病院は11日までに、少女の頸部に残った銃弾の摘出手術を実施したと明らかにした。少女は徐々に回復に向かっているという。 手術を受けたマララ・ユスフザイさんは9日、学校のワゴン車に乗っていたところを銃撃され、クラスメートの2人とともに重傷を負い、病院に搬送された。 この事件で同国の武装勢力「パキスタン・タリバーン運動」が犯行を認め、原因はマララさんのブログにあると主張。広報担当者は「彼女が生き延びれば次はない。我々は確実に彼女を殺す」と語った。 マララさんは、同国の中でも特に保守色の強い北西部のスワート渓谷に居住。女性の教育を制限しようとするタリバーンの脅迫におびえながらも学校に通う日常生活を2009年からブログにつづり始め、「軍とタリバーンの恐ろしい夢を見た」「
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