米Microsoftは4月13日、.NETの「CoreCLR」などと組み合わせて利用できるLLVMベースのコンパイラ「LLILC」をLLVMメーリングリストにて発表した。最初のツールとしてCoreCLR向けのJITコンパイラの開発を進める。 LLILCは.NETで使われる中間コード(Microsoft Intermediate Language、MSIL)をネイティブな実行可能コードに変換するコンパイラ。現時点ではJIT(Just in Time)コンパイルに対応し、AOT(Ahead of Time、事前)コンパイルにも今後対応させる方針だという。まずはx64をターゲットとするが、その後x86や64ビットARMといったLLVMがサポートするアーキテクチャにも対応していくという。さらに、プラットフォームはCore CLRと同様にWindowsだけでなくMac OS XやLinuxもサポート
