京都府学生自治会連合は6日、京都市内で学費無償化などの早期実現を訴えるパレードを行い、約20人が参加しました。日本政府が国際人権規約の中等・高等教育の漸進的無償化を定めた条項の留保を撤回したことを受け、給付制奨学金や学費無償化の早期実現を求めて行ったもの。 参加者は、同市中京区の市役所前から東山区の円山公園まで、「バイトより勉強したい」や「お金借りなきゃ大学いけない」などと書かれた横断幕やプラカードを手に、「めでたい留保撤回。学費無償化へ一歩前進、だけど学費は高いまま」とシュプレヒコールをあげてアピールしました。パレード終了後、同市下京区の四条河原町で署名に取り組みました。 パレードに参加した、京都市内の私立大学に通う女子学生(18)は「留学したいけど、お金がかかるので両親に言えません。お金の心配なく学びたいことを学べる環境になってほしい」と話していました。
![学費無償化の早期実現を 学生がデモ | 京都民報Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c5ca6d2d78290a2a848f685751d1c34997aa8b08/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.kyoto-minpo.net%2Fweb%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F04%2F20121008-02-thumb-200x150-21599.jpg)