9月8日(土)上関原発に反対するパレードが行われ、約500人が日比谷公園から銀座に向けて元気に行進した。上関どうするネットと野菜デモ中心に、直前に日比谷コンベンションホールで行われたシンポジウム「いのちの海を埋め立てないで〜上関・祝島 自然とともに生きる未来へ〜」で「瀬戸内海西部に残る豊かな内湾生態系」について講演した佐藤正典さん(鹿児島大学理学部)、パネリストの高島美登里さん(長島の自然を守る会)、山戸孝さん(上関原発を建てさせない祝島島民の会)、菅波完さん(高木仁三郎市民科学基金)。最後尾にはドラム隊が多数参加して盛り上げた。 「奇跡の海」、「瀬戸内海の原風景」と呼ばれる山口県上関町田ノ浦が上関原発の予定地となって、30年間、原発建設計画は、田ノ浦の対岸に暮らす祝島の人たちの息長い反対によって中断している。しかし、中国電力は原発建設をあきらめていないが、2008年に山口県に許可された海