ヨハネスブルク(CNN) 南アフリカ北西部のプラチナ鉱山で16日、ストライキ中の労働者に対して警察が発砲し、現地からの報道によると18人の死亡が確認された。さらに多くの死者が出ている可能性もある。 同国の警察は同日、「鉱山で不法な集会を開いていた武装集団」を武装解除させ、解散させようとしたところ、この集団が銃などを使って襲撃してきたため、自衛のためにやむなく応戦したと発表した。現地で取材している通信社の記者は、18人の遺体を確認したとしている。 衝突が起きたのは、北西部ルステンブルクにある英資源大手ロンミンのマリカナ鉱山。労働者が賃上げを要求して10日からストを続けていた。 報道によると、銃やなたで武装した労働者に対し、警察が催涙弾を撃ったり放水したりして解散させようとした。これに対して労働者側が発砲し、約3分にわたる銃撃戦になったという。 同鉱山では国内で強い影響力を持つ労組同士の対立を
南アフリカ・マリカナ(Marikana)の鉱山で、なたを振り上げる座り込みに参加したストライキ中の労働者(2012年8月16日撮影)。(c)AFP 【8月17日 AFP】(一部更新)10日からストライキが続いている南アフリカ北西部ルステンブルク(Rustenburg)郊外のプラチナ鉱山で16日、労働者らと警官隊が衝突し、労働組合によると36人が死亡した。ナチ・ムテトゥワ(Nathi Mthethwa)警察相は地元メディアに、死者は30人以上と語っている。 一連のストでは15日までに既に警官2人を含む10人が死亡している。 現場は英資源大手ロンミン(Lonmin)が所有する鉱山。16日の衝突は、2日間にわたって鉱山付近の丘で座り込みをしていたデモ隊に対し、解散を呼び掛けた警察が催涙ガスや放水、ゴム弾などで強制排除にかかったため起きた。なたや木・鉄の棒などで武装して野営する労働者らに対し、ロン
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