日本原子力研究開発機構は8日、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で2010年、原子炉内に燃料交換装置が落ちたトラブルから完全復旧したと発表。安全協定に基づき、県と敦賀市、同県美浜町にトラブルの終結を報告した。政府はもんじゅの廃炉を含む核燃料サイクル政策の見直し中で、試験運転再開のめどは立っていない。 関連リンク美浜・もんじゅの敷地内断層「再調査必要」 保安院(7/3)保安院、3原発と「もんじゅ」で地震の揺れ想定引き上げ(4/23)もんじゅ君、ゆる〜くわかりやすく 原発本が話題に(4/9)核燃料サイクル「無限ムリ」 原子力委が見直し(2/17)廃炉論議のもんじゅ、耐性評価に9億円 しかも随意契約(2/11)