Excelの限界 弊社の某プロダクトでは個々の契約の利用料金は自動的に算出しているのですが、 それ以上の粒度、例えば四半期や通期の売上総額や、各メニュー毎の売上等の集計には(多くの企業でそうであるように)Excelが用いられています。 Excelは誰でも直感的な操作が可能な素晴らしいものですが、その反面いろいろな制約があります。 扱えるデータが小さい データの再利用性が低い 10万行くらいで操作性的にかなりしんどく、100万行を超えると物理的に扱うことができません。また、データの参照と加工が一体化しており直感的な反面、長期的な再利用が難しく、長期間にわたる集計を行うのは重労働になりがちです。いきおい長期的なデータを様々な角度から自由に分析する、というのはなかなか難しくなります。 今回は、私が担当している某プロダクトの売上等のデータを長期的に集積し、統計処理や可視化を行うための基盤を試作して