三分探索木(さんぶんたんさくぎ、英: ternary search tree)は、トライ木の各ノードを二分探索木として表現したデータ構造である。各ノードは文字列中の文字と以下の三つの子ノードを持つ。 その文字の代わりに、より小さな文字を指す左ノード その文字の代わりに、より大きな文字を指す右ノード その文字の次の文字を指す中央ノード 他のトライ木構造と同じく、三分探索木の各ノードは格納された文字列の接頭辞に対応している。中央ノードに格納された木は、そこに至るまでのノードを共通接頭辞として持つ。 c / | \ a u h | | | \ t t e u / / | / | s p e i s 上記の三分探索木は "as", "at", "cup", "cute", "he", "i", "us" が値として格納されている。三分探索木から値を取得するには次のような操作を行う。 頂点ノードから