現在、政府や自治体によるスクリーニング検査は「主要漁港で週に一度」程度でしか行われておらず、汚染された魚の流通を完全に防ぐことは困難です。 また、検査結果が消費者に分かりやすく公表されていないことから、消費者は魚を食べることに対して漠然とした不安を抱えています。 さらに、牛肉では実現しているトレーサビリティ体制(いつ、どこで飼育され、どのような経路で流通したかを追跡することができる仕組み)が魚介類で確立されていないことが、消費者の不安を払しょくできないことに拍車をかけています。 消費者の不安を解消することが、漁業復興の実現に必要不可欠です。 そこで、グリーンピースは下記3つの取り組みを提案します。 汚染された魚介類の流通を防ぐ 魚介類が水揚げされる漁港は流通のスタートです。すべての漁港でより多くの検査が実施されることが必要です。 魚介類のトレーサビリティー体制をつくる スーパーや回転寿司な
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