ブッシュ前政権より受け継がれた最大の負の遺産、キューバ南東部にあるグアンタナモ米軍基地内の対テロ収容所(以下、グアンタナモ)。 ここで取り返しのつかない間違いが起こった。そして、その代償をオバマ政権が払わなければならない羽目となり、ホワイトハウスは今、改めてグアンタナモの闇の深さを思い知らされている。 2002年、アフガニスタンで米軍の車両に手榴弾を投げ込み、米兵2人と現地通訳1人に重傷を負わせたかどで、モハメッド・ジャワドが逮捕され、その後グアンタナモに移送された。当時の記録に逮捕時の年齢は17歳とある。 ところが、アフガニスタンの人権団体の調査で、彼の年齢は12歳くらいだったことが明らかになったのだ。 ジャワドはすでに拘束されてから6年半もの年月をグアンタナモに閉じ込められたまま過ごしている。それだけではない。彼は繰り返し拷問を受け、地獄のような収容生活を送ってきた。精神的にも危うい状
エックスレイ・キャンプに到着間際の収監者たち。2002年1月11日。 David Hicksが収監されていた独房。左上は読書室と言う名前の部屋(ただし本は存在しない)。2006年11月。 飛行機でグァンタナモ基地へ輸送されている途中の収監者たち。 監視塔 グアンタナモ湾収容キャンプ(グアンタナモわんしゅうようキャンプ、英: Guantanamo Bay detention camp, Guantánamo, G-Bay, Gitmo, GTMO)は、キューバのグアンタナモ湾のグァンタナモ米軍基地に設置されているアメリカ南方軍グアンタナモ共同機動部隊運営の収容キャンプ。 2002年にジョージ・W・ブッシュ政権時に設立されアフガニスタン紛争およびイラク戦争の過程でアメリカ軍によってテロに関与しているか何らかの情報を持っていると疑われて強制連行ないし逮捕された数多くの人物が収容、監禁、拘禁されて
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