モロ・イスラム解放戦線の旗 モロ・イスラム解放戦線(モロイスラムかいほうせんせん)とは、フィリピンの旧反政府武装組織。MILF(英語: Moro Islamic Liberation Front)と略称される。フィリピン国内ではかつてアブ・サヤフとともにフィリピン政府と衝突していた2大イスラム系反政府ゲリラであった。 パラワン州などミンダナオ島・スールー諸島やバシラン州などを活動拠点としている。 歴史[編集] モロ・イスラム解放戦線の兵士 モロ・イスラム解放戦線の兵士。 1977年にモロ民族解放戦線(MNLF)から分派・独立し、サラマト・ハシム(Salamat Hashim)が中部ミンダナオのマギンダナオ族やイスラム最大の部族であるマラナオ族(英語版)などの支援を受けてミンダナオ島に結成したモロ人(フィリピン・ムスリム)解放組織である。 MNLFは最大勢力時は2万人から3万人の兵力を有した
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