オタク市場の各分野 自分はオタクだと思う人は増加しており、約4人に1人に上っている――矢野経済研究所は10月26日、2011年の「オタク市場」に関する調査結果を発表した。 同社が約1万人を対象に実施した調査によると、自分を「オタク」だと思うか、または人から「オタク」と言われたことがあるかという質問に対し、25.5%が「はい」と答えた。前年の同様のアンケートと比べ、5.1ポイント増えたという。「『オタク』という単語のネガティブな意味合いが徐々に薄れつつあり、自身や他者に対してより気軽に『オタク』という言葉が使われるようになっていることがうかがえる」としている。 「ライトなオタク」の増加を受け、2010年度にオタク市場の規模は拡大。2009年度には世界的不況の影響も若干あったが、2010年度はリーマンショックの影響が小さくなってきたこと、コアユーザーを確実に取り込んでいること、リーズナブルな商