1 『政策観測』 No.37 2012 年 4 月 13 日 http://www.jri.co.jp 今夏の電力需給見通しと供給力不足懸念への対応 全国の原子力発電所が、定期点検などにより次々と運転停止になり、再稼働の見通しが立ちにくい 状況のもと、今夏の電力の安定供給に対して懸念が高まっている。本レポートでは、特に管内の需 要規模が大きく、供給力に懸念が高まっている東京電力と関西電力に注目し、今夏の需給見通しを 示すとともに、中でも大幅な電力不足が予想される関西電力における対応策について検討した。 東京電力においては、一部に供給力不足を指摘する報道があるものの、昨夏以降節電対策が進んで いるとともに、火力発電を中心に昨夏よりも 500 万 kW 以上の供給力増強が見込まれている。猛暑 となった 2010 年夏の再来でも、供給力が極端に不足することはない見込み。しかし、他社への融
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