RDAP (Registration Data Access Protocol)とは、 IPアドレス等のレジストリに登録したデータにアクセスするためのプロトコルで、 WHOISプロトコルの後継として、 RFC7480~7485において標準化されたものです*1。 RDAPの主な特徴としては、 HTTP(S)にて通信されること 応答がJSON (JavaScript Object Notation)*2形式で構造化されていること が挙げられ、TCP43番ポートを用いてテキストベースで通信されるWHOISとは異なっています。 WHOISは、データ形式がレジストリ間で統一されていないことから、 機械的な解析が困難でしたが、 RDAPではデータ形式がレジストリ間で統一されたJSONのフォーマットとなっています。 たとえば、IPアドレスについては、 始点のアドレスが"startAddress"、終点の