先月30日震度5強地震 仙台市参集職員、規定の6割 仙台市は13日の市議会9月定例会の一般質問で、宮城野区で8月30日午前4時すぎに震度5強を観測した地震をめぐり、地域防災計画で参集義務がある職員約4900人のうち、登庁したのは6割程度だったことを明らかにした。 地域防災計画は市内で震度5強が観測された場合、3段階のうち2番目の「非常2号配備」を発令し、各部局で約3分の2の職員が集まることを規定している。市によると、配備が解除された午前7時までに参集したのは約2900人だった。 佐藤孝好危機管理監は「いざという時に的確に行動できるよう、平素から体制を整えておくことが重要だ」と答弁。職員の連絡網を再点検し、非常時の役割分担を周知徹底させると説明した。 市は、7~8月に市内で開かれた「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町」に、想定を大きく上回る約3万1500人が来場したことを報