じっとしていられない子ども。わんぱくというにはあまりにも度が過ぎて衝動的な行動をする子ども。 こうした子どもの相当数に見られる「注意欠陥多動性障害(ADHD)」の新しい原因遺伝子を国内の研究チームが発見した。 KAIST(韓国科学技術院)生命科学科の金恩俊(キム・ウンジュン)教授チームと姜昌遠(カン・チャンウォン)教授チームだ。 研究チームはADHD患者と正常な人の遺伝子を分析し、シナプス(神経細胞間の信号伝達を担うニューロン連接部)たんぱく質である「GIT1」の遺伝子に欠陥がある人の発病の可能性が2倍以上高いことを確認した。 GIT1たんぱく質がADHDと関係があるという事実は今回初めて明らかになった。 研究結果は英学術誌「ネイチャー・メディスン」17日付で発表された。 研究チームはADHD患者192人と正常な人196人のGIT1遺伝子を分析した。 このうちGIT1遺伝子に欠陥がある人は
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