数理論理学や計算機科学の型理論として知られる分野において、カインドは型コンストラクタの型、もしくはより一般的ではないが高階型演算子の型である。カインドシステムは本質的には、基本型というで表記され「型」と呼ばれる型を持っている「一階上の」単純型付きラムダ計算で、基本型とは型パラメータを必要としない任意のデータ型のカインドである。 カインドは「(データ)型の型」という紛らわしい説明がされることもある[誰によって?]が、実際にはアリティ指定子である。文法的には、多相型を型コンストラクタと見なすのが自然で、従って多相でない型は零項の型コンストラクタと見なせる。しかし全ての零項の型コンストラクタ、従って全ての単相的な型は、同一の最も単純なカインドすなわちを持つ。 高階型演算子はプログラミング言語にはほとんどないので、ほとんどのプログラミング言語では実際には、カインドはデータ型とパラメータ多相を実装す