兵庫県加西市の農産物を使ったカレー作りに挑戦する「カレー選手権」が20日、加西市戸田井町の善防公民館で開かれた。小中高の児童生徒が8チーム28人で参加し、思い思いの味付けを楽しんだ。(伊藤大介) 同公民館主催の夏休み特別講座。子どもたちに地産地消について理解を深め、料理の喜びを知ってもらおうと初めて開いた。カレーに使う米、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、卵は地元農家から提供を受けた。ほかの食材は各チームでそれぞれ調達した。 子どもたちはエプロン姿で頭に三角巾などを巻き、調理を開始。不慣れなフライパンや鍋の扱いに悪戦苦闘しながら、ジャガイモやニンジンをハート型にくりぬいたり、桜でんぶをまぶしたりして、かわいらしい皿を仕上げた。 公民館職員らが見た目、味付けなどを採点し、入賞チームを表彰した。中高生の部で優勝した「まよちゃんとくるみちゃん」の女子生徒(16)は「ショウガでルーにスパイスを利かせ