少女らに売春させたなどとして、兵庫県警は7月23日、売春防止法違反容疑などで、神戸市兵庫区西上橘通の飲食店経営者(39)と住所不定の無職男(35)の両被告=いずれも覚せい剤取締法違反罪で起訴=と19~16歳の少女2人を逮捕、送検したと発表した。 4人はアルバイト名目で集めた少女を睡眠薬や覚醒剤で意識もうろうの状態にさせて売春させていたとみられ、容疑者は「少女を薬漬けにして売春させた」などと容疑を認めているという。 兵庫県警によると、4人は出会い系サイトで「携帯電話を装飾する簡単な仕事がある」と嘘の書き込みで少女らを募集。神戸市中央区のホテルの部屋に呼び出したうえで、少女らに睡眠薬を入れた酒を飲ませたり、覚醒剤を勧めて吸引させるなどして、判断力を鈍らせていた。