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koki-tanakaに関するnabinnoのブックマーク (9)

  • 水戸芸術館|美術|田中功起 共にいることの可能性、その試み

    「一時的なスタディ:ワークショップ#4 共にいることの可能性、その配置」 2015-2016 制作風景 6日間の共同生活、ワークショップ、記録映像 展は、田中功起による国内初の大規模な個展です。田中は、映像記録、インスタレーション、執筆、パフォーマンスおよびイベント企画といったさまざまな方法を通して、現在の社会状況や既成の枠組みに対し、別の視点やあり方を模索する活動で近年、注目されています。2013年の第55回ヴェネツィア・ビエンナーレでは、5名の陶芸家がひとつの陶器をともにつくる様子をとらえた映像作品などで、複数の人びとがひとつのことにともに携わるときの、その行為の美しさと難しさを表し、国際的に評価されました。 展では、協働による営みに関心を抱くようになった2010年以降の田中の活動に焦点をあて、新作を中心に、近年の取り組みとあわせて紹介します。 展のために制作された新作は、一般参

  • 連載 田中功起 質問する 13-2:菅原伸也さんから1 - ART iT(アートイット)

    第13回(ゲスト:菅原伸也)――現在の日で共同体を再考することについて 美術批評の菅原伸也さんから田中さんへの第一信。意見交換の出発点として、「参加」「社会的包摂」「地域アート」等に対して抱く問題意識が語られます。 往復書簡 田中功起 目次 件名:参加とその不満――共同体への転回 田中功起さま ちょうど田中さんからの第一通目が僕のところに届いた日でもある2016年4月16日に熊を中心とした九州地方で大きな地震が発生しました。東日大震災の際はロサンゼルスにいた田中さんですが、今回の地震の時は日に滞在している最中であったと思います。おそらく前回とは地震に対する距離感の違いや「経験の差」など様々なことを感じていることだろうと想像します。さらに、田中さんが所属しているARTISTS’ GUILDのメンバーが企画に関わって開催されているキセイノセイキ展(東京都現代美術館)においてどうやら異常

    連載 田中功起 質問する 13-2:菅原伸也さんから1 - ART iT(アートイット)
  • 田中功起 共にいることの可能性、その試み - ART iT(アートイット)

    田中功起 共にいることの可能性、その試み 文 / 大舘奈津子 「一時的なスタディ:ワークショップ#4 共にいることの可能性、その配置」 2015-2016 制作風景 6日間の共同生活、ワークショップ、記録映像 見るべき展覧会である、と断言できる。会場滞在時間6時間。気がついたらフェイスさん*1に閉館3分前と告げられた。長時間の鑑賞を通じて、登場人物に感情移入し、参加者の分析ができるようになる。リアリティ番組を身体的に体験できる、とでも言おうか。展覧会でしか実現できない、作品+αの部分が見事に展開されている。 田中功起の作品について、語ることは簡単で難しい。しかし、ひとつだけ言えることは、彼の編集能力が卓越したものである、ということ。ここでいう編集は映像編集のことだけでなく、人物のキャスティング、配置といってもいいかもしれない。 同僚であるがゆえに、褒めるのを憚られてしまうのだけれども、今回

    田中功起 共にいることの可能性、その試み - ART iT(アートイット)
  • 連載 田中功起 質問する 12-6:遠藤水城さんから3 - ART iT(アートイット)

    第12回(ゲスト:遠藤水城)――アートの社会的な取り組みとそれによって生じる倫理的な問いについて キュレーターの遠藤水城さんを迎えた往復書簡。いったんの区切りとなる遠藤さんの最後の手紙は、これまでのやりとりを経た「明日の考察」となりました。 往復書簡 田中功起 目次 件名:風雨強かるべし 田中功起さま 新年早々、ばたばたとした日々を過ごしています。この最後の返信も随分と遅れてしまいました。いま、京都にはジョアン・マリア・グスマンとペドロ・パイヴァというポルトガルの二人組が来ています。「希望の原理」展で僕が一緒に仕事をしたアーティストなのですが、日が気に入ったらしくて、あれ以来、作品制作のために集中的に日に来るようになりました。前回は沖縄で作っていたんだけど、その時にできた作品を田中くんはロサンゼルスのREDCATで見たって言っていましたね。僕がオコゼをべるっていう謎の映像があったでし

    連載 田中功起 質問する 12-6:遠藤水城さんから3 - ART iT(アートイット)
  • 連載 田中功起 質問する 11-2:星野太さんから1 - ART iT(アートイット)

    第11回(ゲスト:星野太)——参加が目指すところはいったいどこなのだろうか 美学/表象文化論の星野さんを迎えた今回。引き続き「参加」について問う田中さんの第一信に対し、星野さんの応答は「参加」の曖昧さや広がりに着目しつつ、その陰陽両面を示唆するところから始まります。 往復書簡 田中功起 目次 件名:「参加」をめぐるいくつかのメモ 田中功起さま あけましておめでとうございます。昨年、田中さんにこの往復書簡へのお誘いをいただいてから、もう半年ほどになるでしょうか。ここでのテーマが「参加」になるだろうということはその後のやりとりで何となく伺っていたので、この半年ほど、折に触れて「参加」という主題について(ぼんやりと)考えながら日々を過ごしていました。 そこで、この間わたしが抱えていたある考えをお伝えするところから、このお返事を書きはじめたいと思います。これからわたしたちのあいだで交わされるのは、

    連載 田中功起 質問する 11-2:星野太さんから1 - ART iT(アートイット)
  • 連載 田中功起 質問する 11-1:星野太さんへ1 - ART iT(アートイット)

    第11回(ゲスト:星野太)——参加が目指すところはいったいどこなのだろうか 今回からこの往復書簡シリーズ11人目のゲスト、美学/表象文化論の星野太さんを迎えた回が始まります。前回までのキーワード「参加」に引き続きこだわりつつも、意見を交わす相手が変われば、その視点も自ずと変わるもの。田中さんはある映画にまつわるお話から、星野さんへの問いかけを始めます。 往復書簡 田中功起 目次 件名:出来事の記録と共同体の制作 星野太さま お誘いからずいぶんと時間が過ぎてしまいすみません。この間、いくつかのプロジェクトが進行していて、なかなかまとまった時間がつくることができませんでした。いまも水戸のビジネスホテルでこれを書き始めています。おそらく書き終わらないと思われ、この書簡はいくつかの場所を移動しつつ書き継がれていくはずです。 ここしばらくこの「質問する」の中では、ずっと「参加」をめぐる問いをつづけて

    連載 田中功起 質問する 11-1:星野太さんへ1 - ART iT(アートイット)
  • 田中功起 インタビュー(2) - ART iT(アートイット)

    中心を決めずに回ってみる インタビュー/アンドリュー・マークル、良知暁 A Poem Written by 5 Poets at Once (First Attempt) (2012) Created with Japan Foundation for Japan pavilion at Venice biennale 2013 All Images: courtesy of the artist, Vitamin Creative Space, Guangzhou, Aoyama Meguro, Tokyo ART iT ここまでは田中さんのビデオ作品を中心にお聞きしましたが、もの派など先行する世代について話していただけますか。例えば菅木志雄さんはオブジェ自体がある種の思考性を持っているとおっしゃっていました。そうした先行する世代の考え方から学ぶということはありましたか。 田中功起(以下

    田中功起 インタビュー(2) - ART iT(アートイット)
  • [アートジェーン] PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015 オープンリサーチプログラム[報告会]田中功起+蔵屋美香「抽象的に話すこと——ヴェネツィア・ビエンナーレに参加して」

    PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015 オープンリサーチプログラム[報告会] 田中功起+蔵屋美香「抽象的に話すこと——ヴェネツィア・ビエンナーレに参加して」 http://www.parasophia.jp/events/a/koki-tanaka-mika-kuraya/ 2013年7月27日(土)19:00–20:30(18:30開場) 同志社大学今出川キャンパス 良心館地下2番教室 入場無料・申込不要 今年のヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展で特別表彰(Special Mention)を受けた日館、そのアーティスト田中功起氏とキュレーター蔵屋美香氏をお迎えして、「第55回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展日館展示報告会」を東京(7月18日)に続いて開催します。国際展の状況や国際展に参加するというのはどういうことかについて、ロサンゼルスと東京を拠点とする両氏のお話を

  • 連載 田中功起 質問する 10-3:小林晴夫さんへ2 - ART iT(アートイット)

    第10回(ゲスト:小林晴夫)——ぼくたちはいったい何に参加しているのだろうか 横浜で「芸術を発信する場」blanClassのディレクターにして、アーティストの小林晴夫さんとの往復書簡。田中さんの第2ターンは、小林さんの前便に応答しながら、引き続き「参加」のかたちと意味にこだわり、考えます。 往復書簡 田中功起 目次 件名:それでもやはり「参加」について 小林晴夫さま お返事ありがとうございます。 小林さんが書かれている従来の「作品」という考え方への抵抗、ぼくにもよくわかります。そのひとつは「商品化」ということですね。ぼくは、でも商品化される作品よりも、市場との関係において考えられる作品のあり方に興味があります。なぜなら市場においては非物質的なものでさえ取引可能なわけで、市場化は「作品」という概念を再考するきっかけにもなると思います。でも、ここでは市場の話をするよりも、むしろ「商品化」への抵

    連載 田中功起 質問する 10-3:小林晴夫さんへ2 - ART iT(アートイット)
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