安倍首相は7日の参院予算委員会の集中審議で、国内で在日韓国人・朝鮮人らをインターネットで中傷したり、排斥するデモを行ったりする動きがあることについて、「一部の国、民族を排除しようという言動があることは極めて残念だ」と非難し、控えるよう呼びかけた。 首相は「日本の国旗がある国で焼かれようとも、我々はその国の国旗を焼くべきではないし、その国のリーダーの写真を辱めるべきではない。それが私たちの誇りではないか」と強調。首相の会員制交流サイト「フェイスブック」にも同様の書き込みがあるため、「エスカレーションを止めるコメントをしたい」と沈静化に努める考えを示した。 首相はまた、日本の防災技術について、「東日本大震災の経験と教訓を踏まえ、海外展開して各国の防災技術の向上に貢献することは、震災で海外から多大な支援をいただいた我が国の責務だ」と述べ、積極的に輸出する意向を示した。
門司税関博多税関支署は17日、旅客船を使って韓国から福岡市の博多港に覚醒剤約1キロ(末端価格8000万円相当)を密輸しようとしたとして、韓国籍の男(40)を関税法違反容疑で摘発、県警が覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)容疑で逮捕した、と発表した。 同支署の発表によると、男は7月28日、韓国・釜山(プサン)港から高速旅客船「ビートル」で、せっけん箱やインスタントコーヒーのスティック20本に隠した覚醒剤計999・65グラムを、博多港に持ち込もうとした疑い。 男は税関で入国目的を「3日間の観光旅行」と説明。しかし荷物はせっけん箱などを入れたスポーツバッグだけで、不審に思った税関職員が覚醒剤を発見した。「荷物は知人から預かったが、覚醒剤が入っているとは思わなかった」と容疑を否認しているという。 同支署によると、博多港に就航する旅客船での覚醒剤の密輸摘発は初めてという。福岡地検は17日、男を処分保留で
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