関連トピックスAPEC北方領土野田佳彦ロシアのプーチン大統領との会談に臨み、握手する野田佳彦首相=8日、ロシア・ウラジオストク、代表撮影 野田佳彦首相は8日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で訪れているロシア・ウラジオストクでプーチン大統領と会談した。領土問題をめぐり秋に次官級協議を開くことで一致。経済協力を進めるため、首相は次回の訪ロについて「12月をめどに調整している」と表明した。 野田首相は「協力を進めるには国民感情への配慮が必要だ」と指摘。7月のメドベージェフ首相による北方領土上陸をふまえ、自制を求めた。そのうえで北方領土問題を解決して平和条約を締結するという日本政府の立場を示し、「双方が受け入れ可能な解決策を見つけるべく首脳、外相、事務次官レベルで議論を進めたい」として秋に次官級協議を開くことを提案した。 これに対し、プーチン大統領は「世論を刺激せず、静かな雰囲