関連トピックスAPEC野田佳彦 ロシア極東ウラジオストクでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を主催したプーチン大統領は9日、APECのボランティアを務めた学生らのうち約500人を横浜・東京への船旅で慰労するとの計画を明らかにした。日本側には数日前にロシア側から話があったといい、ビザの手配を大急ぎで進めている。 首脳会議を総括する記者会見を終えた後、計2500人にのぼったボランティアたちにあいさつし、8日の野田佳彦首相との首脳会談でこの話題が出たと紹介。「急いでビザを準備してほしいと伝えると、野田首相はすべてやりましょうと言ってくれた。彼が『いつ来るのですか』というので『あさって』と答えると、彼はぼうぜんとしていた」とほほえんだ。 日ロ外交筋によると、一行は客船で11日朝に出発し、横浜と東京を見学した後、そのまま飛行機で13日に戻る小旅行。ロシア側から日本側には数日前に話が
ロシア・ウラジオストクで9日閉幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、野田佳彦首相は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加表明を見送った。今回のAPECでは、6月に参加が決定したカナダ、メキシコがTPP閣僚会合に合流。同時期に事前協議入りした日本は取り残された格好だが、参加表明への道筋は依然として描けていない。 野田首相は8日の首脳会議で、TPP交渉に言及したが、「参加に向けた関係国との協議を進める」と述べるにとどまった。 日本は平成22年11月の横浜APECで、当時の菅直人首相が「平成の開国」として参加の検討を明言。東日本大震災などで参加決定は延期されたが、野田首相が昨年11月の米ハワイAPECでカナダ、メキシコとともに事前協議入りを表明し、参加機運が一気に高まった。 しかし、その後、国内議論の集約は一向に進まなかった。野田政権は社会保障・税の一体改革関連法成立などを優先。
ロシア極東ウラジオストクで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議は9日、穀物価格の高騰で懸念される食料の安定供給について議論した。食料輸出の規制抑止などを盛り込んだ首脳宣言を採択し、2日間の日程を終えて閉幕した。 これまでの討議では、貿易や投資を規制する保護主義的な政策を最大限自制することや、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の実現に向けた取り組みを継続していく方針を確認した。 首脳会議に先立つ閣僚会議では、環境保全と経済成長の両立を目指すため、太陽光パネルなど環境関連製品54品目の関税を、2015年末までに5%以下へ引き下げることでも合意した。 首脳会議は今年が20回目で、ロシアが初めて議長国を務めた。13年はインドネシアが務める。(共同)
冷静対応で一致=日韓外相、APEC夕食会で 冷静対応で一致=日韓外相、APEC夕食会で 【ウラジオストク時事】玄葉光一郎外相と韓国の金星煥外交通商相は8日、ロシア・ウラジオストクで開催中のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の夕食会で会話を交わし、日韓関係を改善するため、冷静に対応すべきだとの考えで一致した。日本外務省と韓国外交通商省がそれぞれ明らかにした。 両外相は「日韓関係の大局を考え、事態を沈静化する」ことが双方の利益になるとした。李明博大統領による島根県の竹島(韓国名・独島)上陸問題で両国が対立する中、互いの原則的立場を維持しつつも、さらなる関係悪化に歯止めをかける狙いとみられる。 双方の説明を総合すると、両外相は「夕食会で遭遇した」(韓国側)のをきっかけに短時間、歓談した。互いの立場の隔たりは埋まらなかったもようだが、日韓関係改善に向けて、経済分野などで両国が協力して
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