よくある質問−私傷病休職とは？
Ｑ１：「休職」とは？ Ａ： 従業員が労務に従事することができない事情が生じたとか、労務に従事させることが不適当な場合に、就労しない（させない）ことをいいます。 雇用主が従業員に就労を禁止する場合（傷病休職・起訴休職など） と、 従業員の申出を受けて就労を免除する場合（自己都合休職など） があります。 なお、「欠勤」とは、会社を休むことです。 ノーワークノーペイの原則により欠勤分は無給です。 欠勤が続けば解雇理由になりえます（それがいやなら有給を利用したり「休職」制度を利用する）。 Ｑ２：休職の例は？ Ａ： 次のような例があります。 業務外の疾病や負傷による → 傷病休職 疾病以外の事故による → 事故欠勤休職 刑事事件で起訴されたため、一定期間（判決確定までなど）休職させる → 起訴休職 留学や公職就任のため → 自己都合休職 出向休職 出産・育児休職 Ｑ３： 「私傷病休
私傷病と自然退職・解雇
私傷病と解雇・退職 【質問】 主人は去年の９月にある会社に入社し、２月に脳内出血倒れ、すぐに入院し今年の６月に退院しましたが、両手が不自由で現在通院を続けています。会社から突然、休職期間満了につき、自然退職にするとの手紙が届きました。退職はやむを得ないのでしょうか？ 【回答】 就業規則の休職後の扱いの違いにより、退職か解雇かに分かれます。 ①私傷病により一定の欠勤期間が経過すれば、休職を命じられ、休職期間の満了前に私傷病が治癒しない場合は休職期間の満了とともに自然退職すると規定する就業規則があります。 ②また、私傷病により一定の欠勤期間が経過すれば、休職を命ぜられ、休職期間中に私傷病が治癒する見込みが無い場合は解雇の予告を行ない、予告期間満了とともに解雇されると規定する就業規則もあります。 ご相談のケースでは、休職が命ぜられていることを前提に、就業規則が①の場合は、休職期間を満了し、復職の
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