「日本が最もMRに取り組んでいる」HoloLens生みの親が語る次世代のコンピューティングと来日の理由 日本マイクロソフトは、2017年5月23日から2日間、年次の開発者会議「de:code 2017」を開催しています。その初日に開催された基調講演には本国マイクロソフトより、MR(複合現実、Mixed Reality)デバイスであるHoloLensの開発を主導したアレックス・キップマン氏が登壇しました。 アレックス・キップマン氏はXbox用のモーションコントローラーであるKinectの開発を行い、その後HoloLensの開発をフェローとしてリードしてきました。 米国外のマイクロソフト主催イベントでの講演は初。今回、来日した理由は日本の開発コミュニティに対する想いがありました。 最もMRが進み、一番早くMRの市場が伸びているのは日本 登壇したキップマン氏は、世界では2016年3月に発売され、
MicrosoftのHoloLensが日本でも入手可能になったようだ。さっそく入手した人が身近にいたので体験させてもらったが、結論をいうと、10年早かった。 HoloLensは、一見するとバカバカしいまでに巨大で無骨なサングラスだ。そのレンズに投影することにより、あたかも空間上に物体があるかのように錯覚させることができる。空間上のある場所にウインドウや3Dモデルを設置すると、その場所に固定される。HoloLens装着者は空間に固定された表示物を好きな距離、好きな角度から見ているように錯覚する。 HoloLensがどのように空間を把握しているかというと、主に赤外線による深度センサーを用いて回りの深度を把握しているようだ。それにしても装着者の動きに追随する性能がすばらしく、ズレを一切感じさせない。 HoloLens風のコンピューターの性能が上がれば、通常のコンピューターの補助的に使うのはありで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く