モロ・イスラム解放戦線の旗 モロ・イスラム解放戦線(モロイスラムかいほうせんせん)とは、フィリピンの旧反政府武装組織。MILF(英語: Moro Islamic Liberation Front)と略称される。フィリピン国内ではかつてアブ・サヤフとともにフィリピン政府と衝突していた2大イスラム系反政府ゲリラであった。 パラワン州などミンダナオ島・スールー諸島やバシラン州などを活動拠点としている。 歴史[編集] モロ・イスラム解放戦線の兵士 モロ・イスラム解放戦線の兵士。 1977年にモロ民族解放戦線(MNLF)から分派・独立し、サラマト・ハシム(Salamat Hashim)が中部ミンダナオのマギンダナオ族やイスラム最大の部族であるマラナオ族(英語版)などの支援を受けてミンダナオ島に結成したモロ人(フィリピン・ムスリム)解放組織である。 MNLFは最大勢力時は2万人から3万人の兵力を有した
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "モロ民族解放戦線" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2012年11月) モロ民族解放戦線の旗 モロ民族解放戦線(モロみんぞくかいほうせんせん、英語: Moro National Liberation Front; MNLF)とは、イスラム教徒の政治組織。イスラム協力機構にもオブサーバーとして参加している。かつては分離独立を求めるフィリピンの反政府武装勢力だったが、1996年の和平協定から2018年まで、イスラム教徒ミンダナオ自治地域(ARMM)の政府として存続している。 モロとはスペイン語でムーア人(レコンキスタ当時のイスラ
フィリピンの歴史において、ミンダナオ島、特に西部地区は他の地域とは異なった国家を長年にわたり構えており、独自の文化とアイデンティティを育んできた。スペイン人によるフィリピンの植民地化は1565年にセブ島より始まっているが、ミンダナオ島西部はそれに先立つ15世紀以来イスラム教の盛んな地方となっていた。 1380年、スールー諸島の西端にあるタウィタウィ島にアラブ人のイスラム教伝道師が到来し、以来先住民のイスラム教への改宗が進んだ。1457年にはスールー王国が成立、その後ミンダナオ島本土にマギンダナオ王国やブアヤン王国が誕生し、フィリピン北部や中部の部族にもイスラム教は広がったが、16世紀後半以降ミンダナオ島以外はスペインに征服された。 █ :最終的なARMMの範囲 █ :1989年にARMMの候補になった範囲 フィリピンの大部分がスペインの植民地だった時代もミンダナオ島西部のスルタンたちは独立
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