みんなの党の渡辺喜美代表は4日、都内で街頭演説し、消費増税関連法案の参院採決前に自民、公明両党を除く野党7党が内閣不信任決議案提出で一致したことについて、「採決が終わり法案が通ってから不信任案を出そうなどとふぬけたことを考えていた自民党は、まさに踏み絵を踏まされる」と述べ、不信任案への自民党の対応が問われることを強調した。 渡辺氏は「自民党が『増税翼賛体制』にからめ捕られたのは、長老が『昔の夢よもう一度』と公共事業予算で釣られたからだ。財務省の手口だ」と指摘。さらに、「自民党に心ある政治家がいるのなら、(民主、自民、公明の)3党合意を破棄し、増税の前に国民に信を問う(ようにする)のが当たり前だ」と述べ、法案成立を阻止して、野田政権を衆院解散・総選挙に追い込むべきだと主張した。