ロシア外務省のザハロワ報道官はトルコの首都アンカラで、トルコに駐在するロシアのアンドレイ・カルロフ大使が何者かに撃たれ、死亡したことを明らかにしました。そのうえで、「ロシアは今回の事件はテロ行為だと考えている」と述べ、強く非難しました。
20日未明、名古屋市の路上を走行中の車が突然前後を2台の車に挟まれて停止させられ、運転していた男性が、2台の車から降りてきた数人の男に暴行を受けて死亡しました。男性には刃物で切られたり、刺されたりしたような傷があるということで、警察は殺人事件として捜査しています。 乗用車を運転していた男性は、前後2台の車から降りてきた数人の男に暴行を受け、病院に運ばれましたが、およそ6時間後に死亡しました。 警察によりますと、男性は30代くらいの外国人とみられ、体には刃物で切られたり刺されたりしたような傷が数か所あったということです。 暴行を加えた男たちは、乗りつけた2台の車を現場に残し、別の車に乗って走り去っていて、警察は殺人事件として、目撃者から話を聞いたり付近の防犯カメラを調べたりして捜査しています。 現場は名古屋駅から南東におよそ2キロ離れた、名古屋高速都心環状線の下を通る片側3車線の道路の路上で
世界遺産に登録されているオーストリア第2の都市グラーツで、男が車で通行していた人を次々にはねたりナイフで刺したりして、少なくとも3人が死亡、30人以上がけがをしました。 警察は、車を運転していた26歳の男を拘束し、詳しい動機を調べていますが、家庭の問題を抱え精神的に不安定だったという情報が寄せられていることなどからテロ組織とは関係がないという見方を示しています。 事件があった現場は、中世の美しい建造物が数多く残る地区として世界遺産に登録されている旧市街で、地元メディアによりますと、車は、買い物客や観光客でにぎわう中を時速100キロ程のスピードで走っていたということです。グラーツには、日本からも大勢の観光客が訪れますが、現地の日本大使館によりますと、日本人が巻き込まれたという情報はないということです。
去年、前橋市の住宅で、93歳の女性が殺害された事件で、強盗殺人の疑いで逮捕された26歳の男が調べに対し、「携帯電話の課金ゲームに使うために借金を重ね、生活に困窮していた。人を殺してでも金や食べ物が欲しかった」と供述しているということで、警察は動機などを詳しく調べています。 去年11月、前橋市日吉町の住宅で、小島由枝さん(当時93)が殺害された事件では、翌12月に80代の夫婦を殺傷するなどした罪で起訴された近くに住む無職の土屋和也容疑者(26)が、バールや刃物で襲ったうえ、現金やパンなどを奪ったとして、5日に強盗殺人の疑いで再逮捕されました。土屋容疑者は事件当時、消費者金融3社から百数十万円の借金があり、警察の調べに対し、「携帯電話の課金ゲームに使うために借金を重ねていた。去年9月に仕事を辞めてからは収入がなくて生活に困窮し、携帯電話の利用も止められた」と話したうえで、「高齢者の家を狙って侵
27日、名古屋市のアパートで77歳の女性が遺体で見つかった事件で、殺人の疑いで逮捕された名古屋大学の19歳の女子学生が、警察の調べに対し、殺害に使ったとされるおのについて、「中学生のころから持っていた。子どものころから人を殺したかった」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かりました。 27日、名古屋市のアパートの浴室で、先月から行方が分からなくなっていた名古屋市千種区に住む森外茂子さん(77)が死亡しているのが見つかりました。 警察は、森さんの知り合いで、この部屋に住む名古屋大学の19歳の女子学生が、先月7日、森さんが部屋を訪ねて来た際に、おので殴るなどして殺害したとして、殺人の疑いで逮捕しました。 これまでの調べで、女子学生は「人を殺してみたかった」と供述し、容疑を認めていて、殺害に使ったとされるおのは27日、部屋で見つかったということです。 捜査関係者によりますと、女子学生は「
インターネットの動画サイトに後藤さんとみられる男性の画像が掲載されたことについて、シリア反体制派グループの幹部はNHKの取材に対し、「人質のうち1人が殺害されたのではないかという情報がシリア国内から入っている」と述べ、湯川さんの安否について情報を集めていると話しています。
日本時間24日午後11時すぎ、インターネットの動画サイトにイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された後藤健二さんとみられる画像が投稿されました。この画像の中では、後藤さんとみられる男性が、湯川遥菜さんとみられる写真を持っていて、この画像には「湯川さんが殺された」とする音声が付いています。これを受けて日本政府は、この画像と音声を分析してその信ぴょう性の確認を急いでいます。 日本時間24日午後11時すぎ、インターネットの動画サイトにイスラム過激派組織「イスラム国」とみられる組織に拘束された後藤健二さんとみられる男性がオレンジ色の服を着て写真を持っている画像が投稿されました。 画像の冒頭で、「後藤さんの家族と日本政府が受け取ったものだ」との文字が英語で表示されます。また、画像には後藤さんを名乗る男の声で音声がついていて、「これはイスラム国で私とともに拘束された湯川さんが殺害された
フランスのパリにある新聞社の本社に、武装した2人の男が押し入って銃を乱射し、警備に当たっていた警察官と銃撃戦になりました。 地元のメディアによりますと、複数の死傷者が出ていて、2人は、その後、逃走したということです。 この新聞社は、さまざまな風刺画を掲載することで知られています。
アメリカ西部アイダホ州のスーパーで2歳の男の子が母親のハンドバッグの中に入っていた拳銃を触っているうちに誤って発砲し、29歳の母親が銃弾に当たって死亡しました。 アイダホ州ヘイデンにあるスーパーで30日午前、ショッピングカートに乗っていた2歳の男の子が隣に置いてあった母親のハンドバッグの中に入っていた拳銃を触っているうちに過って発砲し、近くにいた29歳の母親が銃弾に当たり死亡しました。 アメリカのメディアなどによりますと、この母親は銃を携帯する許可証を持っていて、2歳の男の子のほかにも3人の子どもを連れてスーパーで買い物をしている最中だったということです。 地元の保安官は偶発的な事故とみて、スーパーを閉鎖して当時の状況や経緯を調べています。 一方、この日、南部フロリダ州の教会では解雇を通達され腹を立てた従業員が牧師に銃を発砲し、これに対して牧師も銃を発砲して応戦しました。 地元の警察当局に
4日夜、相模原市の飲食店で客の女性を殴ったとして暴行の疑いで逮捕された男が、警察署の取調室で突然意識を失い、5日午前、搬送先の病院で死亡しました。 男は警察官2人に机に押さえつけられている際に意識を失ったということで、警察は、詳しい死因や取り調べの状況を調べることにしています。 4日午後10時ごろ、相模原市緑区の飲食店で「妻が男に頭を殴られた」と通報があり、駆けつけた警察官が住所不詳の49歳の男を暴行の疑いでその場で逮捕しました。 警察によりますと、男はその後、津久井警察署の取調室で取り調べを受けましたが、イスを蹴るなど暴れだしたため、警察官2人がうつぶせの状態で両肩と胸の部分を机に押さえつけたということです。こうした状況が断続的に1時間近く続いたあと、男は突然、意識を失い、救急車で病院に搬送されましたが、5日午前11時前に死亡が確認されたということです。 警察によりますと、当時男は酒に酔
23日午前、東京・文京区の小学校の校庭で49歳の父親が息子と共に灯油のようなものをかぶって火をつけて意識不明の重体となっています。 父親と息子は別居中だったということで、警視庁は現場の状況から無理心中を図ったとみて動機などを調べています。 23日午前10時半ごろ、東京・文京区千駄木の汐見小学校の校庭で「親子が燃えている」と消防に通報がありました。 火はまもなく消えましたが、警視庁などによりますと、49歳の父親と9歳の息子が全身にやけどを負って意識不明の重体だということです。 これまでの調べによりますと、父親と息子は別居中で、23日は小学校の校庭で野球の練習をしていた息子を父親がその場から連れ出し、校庭の隅で頭から灯油のようなものをかぶって火をつけたということです。 野球の練習をしていたほかの子どもたちにけがはありませんでした。 警視庁は父親が無理心中を図ったとみて動機や当時の状況を調べてい
全国で「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」の社長が、19日朝、京都市山科区の本社前で、拳銃のようなもので撃たれて倒れているのが見つかりました。 警察によりますと、社長は病院に運ばれましたが、死亡が確認されたということで、警察で殺人事件として捜査しています。 19日午前7時ごろ、京都市山科区の「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」の本社前で、大東隆行社長(72)が拳銃のようなもので撃たれて倒れているのを、社員が見つけました。 大東社長は病院に運ばれましたが、警察によりますと、死亡が確認されたということです。 消防によりますと、大東社長は右胸に1か所と左脇に2か所の傷があったということです。 会社の広報担当者は「けさ、大東社長が出勤してきて、駐車場に車を止めたところで、何者かに拳銃のようなもので撃たれたようだ」と話しています。 会社によりますと、「餃子の王将」は、国内に680
パレスチナ暫定自治政府のアラファト前議長の死因を調べていたスイスの研究機関は、前議長の遺体から毒性の強い放射性物質が高い濃度で検出されたとする報告書をまとめ、暗殺説を裏付けるものと受け止められています。 2004年に容体が急変して死亡したパレスチナのアラファト前議長の死因を巡っては、かねてから暗殺の可能性が指摘され、パレスチナ当局の要請を受けてスイスの研究機関などが去年、遺体のサンプルを採って調査を進めていました。 このスイスの研究機関の報告書を入手したとして、中東の衛星テレビ局アルジャジーラが6日、伝えたところによりますと、アラファト前議長の遺体のサンプルからは、毒性の強い放射性物質、ポロニウムが通常の少なくとも18倍の値で検出されたということです。 そのうえで報告書は「前議長の死はポロニウムによって引き起こされたものだという考え方をある程度、立証するものだ」と指摘しています。 前議長の
人間の指示がなくても自動的に標的を決めて攻撃する、いわゆる「殺人ロボット」の開発が進んでいることに懸念が高まるなか、国際的な人権団体は、開発に歯止めをかけるべきだとして、各国による協議を促す声明を発表しました。 パキスタンでのアメリカの対テロ作戦などでは、兵士による遠隔操作で攻撃する無人機が投入されていますが、アメリカやイギリスでは、さらに自動的に動く兵器の開発が進んでいて、兵士の指示がなくても標的をみずから決めて攻撃する、いわゆる「殺人ロボット」が登場することへの懸念が高まっています。 国際的な人権団体、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、21日、こうした自動的に攻撃する兵器の開発に対して声明を発表し、「悪夢のようなSFの世界が現実のものとなる前に、国際社会による早急な行動が必要だ」と歯止めをかけるよう訴えました。 そして、「攻撃する標的や、攻撃を実行するかどうかの判断は人間が行い続ける
アフガニスタンの首都カブール近郊の州で、地元の州知事がイスラム教の宗教施設で演説をしていたところ、マイクに仕掛けられていたとみられる爆弾が爆発してこの州知事が死亡し、警察は反政府武装勢力、タリバンによるテロとみて調べています。 15日午前、カブールの南のロガール州にあるモスクで、イスラム教の宗教行事、犠牲祭の礼拝のあと、地元のジャマル州知事が演説を行っていたところ、突然、爆発が起きました。 この爆発でジャマル州知事が死亡し、モスクに集まっていた市民ら少なくとも10人がけがをしました。 地元の警察によりますと、演説用のマイクに仕掛けられていた爆弾が爆発したとみられるということです。 ジャマル州知事は、4年前の大統領選挙でカルザイ大統領の選挙運動を支えた大統領の側近の1人で、警察は反政府武装勢力、タリバンによる計画的なテロとみて調べています。 タリバンの最高指導者オマル師は、犠牲祭に合わせて出
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