領域判定器としてのニューロン 前回、多数のニューロンがシナプスを通して信号を伝えあうことで、特定の情報を「記憶」するということを確かめました。今回は、1つのニューロンだけを取り出して、その働きを調べてみます。「たった1つのニューロンが何かの役に立つの???」と思うかも知れませんが・・・・ まず、下図のように、3本のシナプスから信号を受けとれるようにしたニューロンを用意します。それぞれのシナプスの「伝達力」を「a, b, c」として、外部からシナプスに与える信号を「x, y, 1」とします。(ちょっとわけあって、3本目のシナプスには、必ず「1」の信号を与えるようにしています。) 前回の話を思い出すと、このニューロンは、「a*x + b*y + c*1」の信号を受け取って、これが正か負かによって、ニューロン自体の状態が「±1」に変化しました。ここでは、ぴったり0の場合を含めて、ニューロンは、次
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