ウクライナ南部のクリミアの編入を宣言したロシアが、現地のウクライナ軍の基地などの引き渡しを求めて圧力を強めるなか、ロシア軍の装甲車がウクライナ空軍の基地に突入するなど、一気に制圧を進めているもようで、欧米の反発が一層強まっています。 クリミア南西部のセバストポリ近郊にあるウクライナ空軍の基地に、22日、ロシア軍の装甲車や、ロシア系住民で作る自警団が突入し、基地を制圧しました。 クリミアでは、ロシア軍の圧力で、ウクライナ軍の基地や施設の引き渡しが進むなか、この基地では、自警団が、22日までにウクライナ軍に武器を手放し、投降するよう求めていました。 一方、ロシア国防省は、ロシアの複数のメディアに対して、クリミアに駐留するウクライナ海軍の艦艇67隻のうち、これまでに潜水艦1隻を含む54隻でロシア海軍の旗が掲げられたことを明らかにしました。 こうしたロシアの動きに対して、欧米は反発を強めていて、対
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