10月8日、スウェーデンのカロリンスカ研究所のノーベル賞委員会は、ノーベル医学生理学賞を京都大学の山中伸弥教授(写真)と英ケンブリッジ大学名誉教授のジョン・ガードン博士に授与すると発表した。写真は6月、ヘルシンキで撮影(2012年 ロイター/Jarno Mela/Lehtikuva) [ストックホルム 8日 ロイター] スウェーデンのカロリンスカ研究所のノーベル賞委員会は8日、2012年のノーベル医学生理学賞を京都大学の山中伸弥教授(50)と英ケンブリッジ大学名誉教授のジョン・ガードン博士(79)に授与すると発表した。あらゆる細胞に分化増殖でき、「再生医療」の実現が期待されるiPS細胞を開発した研究が評価された。
STOCKHOLM (Reuters) - Scientists from Britain and Japan shared a Nobel Prize on Monday for the discovery that adult cells can be transformed back into embryo-like stem cells that may one day regrow tissue in damaged brains, hearts or other organs. John Gurdon, 79, of the Gurdon Institute in Cambridge, Britain and Shinya Yamanaka, 50, of Kyoto University in Japan, discovered ways to create tissue t
関連トピックスノーベル賞 米国に本拠を置く学術情報サービス会社、トムソン・ロイターは19日、10月に発表されるノーベル賞の自然科学系3賞と経済学賞の新たな有力候補21人を発表した。日本人では、医学生理学賞に竹市雅俊・京都大名誉教授、化学賞候補に藤嶋昭・東京理科大学長、春田正毅・首都大学東京名誉教授の3氏を挙げた。 同社が有力候補とする日本人研究者でノーベル賞を受賞していない候補者は、2010年に選ばれた山中伸弥・京都大教授ら14人になった。02年から昨年までに発表した有力候補計162人のうち、26人がノーベル賞を受賞している。 竹市さんは細胞同士をくっつけるたんぱく質カドヘリンの発見、藤嶋さんは酸化チタンによる光触媒反応の発見、春田さんは金の触媒作用の発見で、それぞれ候補に選ばれた。
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