嘉田 由紀子(かだ ゆきこ、1950年〈昭和25年〉5月18日 - )は、日本の政治家、農学者、環境社会学者、文化人類学者。日本維新の会所属の参議院議員(1期)。 滋賀県知事(第8代)、日本未来の党代表、地域政党チームしが代表、びわこ成蹊スポーツ大学学長、教育無償化を実現する会副代表などを歴任。 埼玉県本庄市の養蚕農家に、3兄妹の末っ子として生まれる[5]。父親の渡辺康雄は本庄市議会議員も務めた人物で、父が8人兄弟の長男であったことから、3世代13人の大家族で暮らす[6]。嫁ぎ先でこき使われ結核を患った母の姿を見て、「女性がなぜ苦しい思いをするのか」との思いから学問を志す[7]。 今西錦司や梅棹忠夫の本でアフリカ研究に憧れを抱くようになり、埼玉県立熊谷女子高等学校卒業後、京都大学農学部へ進学[7][8]。当時女性部員がいなかった探検部へ、当時の部長の嘉田良平とともに入部許可を求めて、口論の