太陽電池セルの生産ラインで最終チェックを行う従業員=2015年、中国江蘇省常州市の工場/Tomohiro Ohsumi/Bloomberg/Getty Images (CNN Business) 中国の新疆はここ20年間で、太陽光パネル製造に必要な部品を世界に供給する多くの企業にとって、主要な生産拠点に成長してきた。 しかし新たな研究によると、こうした仕事の大半は、ウイグル族など新疆の民族的・宗教的少数派への搾取に依存している可能性がある。気候変動対策に欠かせない再生可能エネルギー源のサプライチェーン(供給網)は大部分が強制労働に「汚染」されている可能性があるという。 今回の報告書は14日、「白昼堂々――ウイグル強制労働と世界の太陽光サプライチェーン」との題名で発表された。クリーンエネルギーの構成要素は環境に悪い石炭と強制労働で作られている可能性があるという、憂慮すべき実態の証拠を提示して