朝鮮総連本部、競売へ=RCCの勝訴確定−最高裁 朝鮮総連本部、競売へ=RCCの勝訴確定−最高裁 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に約627億円の債権を持つ整理回収機構(RCC)が、総連中央本部(東京都千代田区)の土地建物を強制競売できるよう、登記上の所有者である合資会社「朝鮮中央会館管理会」と総連を相手に、実質的な所有者が総連であることの確認を求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は27日付で、総連側の上告を棄却する決定をした。総連が実質的な所有者だと認めた一、二審判決が確定した。 これにより、RCCは今後強制競売の申し立てが可能になる。裁判所が決定を出せば、中央本部は差し押さえられ、競売に掛けられることになる。 ただ、申し立てから実際に買い手が決まり売却されるまでには、少なくとも数カ月かかるのが一般的で、実際の売却までにはなお時間がかかるとみられる。総連はこれまで「