リクルートの上場承認が発表されました。一の部を元に直近の決算資料を読み込み、本誌読者に関係ありそうな点に絞りご紹介。 まずは連結全体のPL。売上高1兆円企業です。粗利率も50%前後と高利益率体質。対前年比で2%営業利益率が下がっていますが、買収費用やのれん償却でかさんだようです。 リクルートホールディングスではセグメントを「販促メディア」「人材メディア」「人材派遣」「その他」の4つに置いています。本誌はネット関連のメディアなので人材派遣は割愛し、その他を深堀りします。 ライフイベント領域と日常消費領域の事業別PL 「販促メディア」は「ライフイベント」「日常消費」の2つに更に細分化。ここがリクルートの中では他のネット企業やスタートアップとも関係してくるので、詳しく見ていきます。 まずライフイベント領域。グラフの一番左がライフイベント領域全体の売上で、このセグメントは「SUUMO」「ゼクシイ」