CloudFormation では、既存のスタックのリソースのプロパティを更新できます。単純な構成の変更 (CloudWatch アラームのしきい値を変更するなど) から、もっと複雑な変更 (Amazon EC2 インスタンスで実行されている Amazon マシンイメージ (AMI) を更新するなど) まで、変更は多岐にわたります。テンプレート内の AWS リソースは、その多くが更新に対応しているため、継続的に機能を拡充していくことが可能です。 このセクションでは、実行されているスタックのアップデートのシンプルな進行過程について説明します。テンプレートを使用して、実行中のソフトウェアのバージョン管理と同様に、AWS インフラストラクチャの構成にもバージョン管理システムを使用できることを説明します。以下の手順について説明します。 初期スタックの作成 — 基本の Amazon Linux AM