routeコマンドは、IPパケットをルーティングするためのルーティングテーブルの内容表示と設定を行う。ルーティングテーブルは、おもにOSが管理するルーティング情報を保管したメモリテーブルだ。テーブルのエントリーが経路を表している。経路はネットワークまたはホストへ到達するために通過する必要のあるゲートウェイを表している。 ここで、ルーティングテーブルの管理とは、 ルーティングテーブルの表示と確認 ルーティングテーブルへの経路の追加、削除、変更 を意味する。 書式 ●Windowsの場合 route[ -f][ -p][ PRINT| ADD| DELETE| CHANGE[ 宛先IPアドレス][ MASK サブネットマスクアドレス[ ゲートウェイIPアドレス][ METRIC メトリック数][ IF インターフェイス名]]
◆ スタティックルーティング - route addコマンドとは route addコマンドは、ルータなどのネットワーク機器に設定するコマンドではなく、クライアントPCや サーバなどに設定することができるコマンドです。このroute addコマンドの設定によって、特定の宛先 ネットワークに対して、デフォルトゲートウェイとは異なるゲートウェイのIPアドレスを指定できます。 実は、ルータやL3スイッチだけでなく、1つのインターフェースしか持たないクライアントPCやサーバでも ルーティングテーブルを持っています。例えば、Windows クライアントPCの場合、コマンドプロンプトで route printコマンドを入力すればルーティングテーブルを確認することができます。 上記の結果は、クライアントPCに対してIPアドレス「192.168.0.10」サブネットマスク「255.255.255.0」 デ
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