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scalaとiterationに関するnabinnoのブックマーク (2)

  • イテレータ

    イテレータ (Iterator) はコレクションではなく、コレクションから要素を1つづつアクセスするための方法だ。イテレータ it に対する基的な演算として next と hasNext の2つがある。 it.next() を呼び出すことで、次の要素が返り、イテレータの内部状態が前進する。よって、同じイテレータに対して next を再び呼び出すと、前回返したものの次の要素が得られる。返す要素が無くなると、next の呼び出しは NoSuchElementException を発生させる。返す要素が残っているかは Iterator の hasNext メソッドを使って調べることができる。 イテレータ it が返す全ての要素を渡り歩くのに最も率直な方法は while ループを使うことだ: Traversable、Iterable、および Seq クラスのほとんどのメソッドに類似するものを S

  • はじめに

    Martin Odersky, Lex Spoon 著 Eugene Yokota 訳 Scala 2.8 の変更点で最も重要なものは新しいコレクションフレームワークだと多くの人が思っている。確かに以前の Scala にもコレクションはあったが、Scala 2.8 になって一貫性があり、包括的な、統一コレクション型のフレームワークを提供することができた。(大部分において新しいフレームワークは旧版と互換性がある) コレクションの変更点は、一見すると微細なものだがプログラミングスタイルに重大な変化をもたらすことができる。コレクション内の要素ではなくコレクション全体を、プログラムを組む時の基的なパーツとすることで、あたかも一つ上の階層でプログラミングをしているかのように感じるだろう。この新しいスタイルには慣れを必要とするが、幸い新しいコレクションの特長のお陰で楽に適合できるようになっている。

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