自己スキーマ(じこスキーマ、英語: self-schema)とは、個人の特定分野における行動行為についての信念、経験、一般的分類の集合体であり、長期的で安定した自己記憶セットである。人は、ある側面が自分の自己定義にとって重要であると考える限り、身体的特徴、人格特性、興味などといった人の側面に基づいた自己スキーマを持つ。 たとえば自分が外向的であると考える人は、外向的な自己スキーマを持ち、己の定義の中核はその外向性であると信じている。その人のスキーマには、一般的な自己分類(「私は社交的な人だ」)、特定の状況における行動方法の信条(「パーティーに来たら自分は多くの人と話す」)、過去の特定の出来事の記憶(「大学の初日に自分は新しい友達を多く作った」)などが含まれることになる。 全般[編集] スキーマティック(schematic)という語は、特定の状況における特定のスキーマを描写している。 たとえ