自民党の石原伸晃幹事長は2日、鹿児島県鹿屋市での講演で、父親の石原慎太郎東京都知事と1日に電話で話した際、沖縄県・尖閣諸島の購入問題に関し、都知事が「野田佳彦首相を見切った。東京都が買う」と語ったことを明らかにした。 都知事は8月19日の首相との極秘会談で、尖閣諸島の国有化を認める条件として、国による漁船の待避施設建設などを挙げた。 石原氏によると都知事への回答は9月1日時点でなく、都知事は「頭にきた。首相は『1週間待って、1週間待って』と言うので2週間待ったが何の返事もない。10月には上陸して逮捕してもらう」と憤慨した様子だったという。
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