ロシアでは政府機関などが使用するコンピューターに搭載するプロセッサーについて、米国企業のIntelやAMD製のものから、国内で生産する「Baikal」プロセッサーに置き換えることを計画しているそうだ(ITAR-TASSの記事、 Gadget-Help.comの記事、 本家/.)。 Baikalプロセッサーはスーパーコンピューター製造企業のT-Platformsが設計し、子会社のBaikal Electronicsが生産する。2015年リリース予定のBaikal MとM/SはARMの64ビットCortex A57プロセッサーをベースとする2GHzの8コアプロセッサーで、パソコンや小型サーバー向け。2016年にはサーバー向けの16コア版が登場するという。OSはLinuxが選ばれたそうだ。Baikalプロセッサーは政府機関や国営企業が購入するコンピューターに搭載される。これらの機関では年に70万