
依存性逆転の原則または依存関係逆転の原則(dependency inversion principle)とは[1]、オブジェクト指向設計の用語であり、ソフトウェアモジュールの疎結合を確立する特別な形態を表現したコンセプトである。SOLIDの五原則の一つとして知られる。 オブジェクト指向における従来の依存関係とは、上位モジュールから下位モジュールへの方向性であり、仕様定義を担う上位モジュールを、詳細実装を担う下位モジュールから独立させて、各下位モジュールを別個保存するというものだったが、それに対して依存性逆転原則は以下二点を提唱している[2]。 上位モジュールはいかなるものも下位モジュールから持ち込んではならない。双方とも抽象(例としてインターフェース)に依存するべきである。 "High-level modules should not import anything from low-le
SOLID(ソリッド)は、ソフトウェア工学の用語であり、特にオブジェクト指向で用いられる五つの原則の頭字語である。ソフトウェア設計をより平易かつ柔軟にして保守しやすくすることを目的にしている。その特徴はインターフェースを仲介にしての機能の使用と、インターフェースによる機能の注入である。 この五つの原則は、アメリカのソフトウェア技術者ロバート・C・マーティン(英語版)が提唱していた数々の設計原則の中からチョイスされたものである。マーティンが提唱していた原則は、例えば2000年に発表されたレポート『Design Principles and Design Patterns』[1]の中で紹介されている[2][3][4]。そのうち五原則をSOLIDという語呂合わせの頭字語にして普及させたのは、ソフトウェア技術者マイケル・フェザーズであり、2004年以降に広く知られるようになった[5]。SOLIDは
Tell, Don't Ask は、オブジェクト指向プログラミングのよいとされる考え方の一つです。 Tell, Don't Ask は、日本訳で 求めるな、命じよ と訳されているのが、多いみたいですね。 オブジェクト指向というのは、役割を思ったオブジェクト同士が協力(コラボレーション)しながら機能(価値)を提供する。 オブジェクトが持つ役割が、あいまいだと良い設計と言われている 凝集度が高く結合度の低い ものは出来ません。 その為に、必要な考え方の一つなのが Tell, Don't Ask [求めるな、命じよ] である。 求めるな、命じよって言われてもピンきにくいですよね(´・ω・`)w シーケンス図とか書いてみて、解説します。 Tell, Don't Ask Tell, Don't Ask とは、 Ask ではなく Tell しなさいというものです。 オブジェクトAが、オブジェクトBを呼
オブジェクト指向分析設計 (オブジェクトしこうぶんせきせっけい、OOAD、英: object-oriented analysis and design ) は、ソフトウェア工学において、ソフトウェア (システム) を相互作用するオブジェクトの集まりとしてモデル化 (オブジェクト指向モデリング) する、オブジェクト指向に基づくソフトウェア開発の方法である。オブジェクト指向の理論的枠組みに基づくソフトウェア開発、すなわちオブジェクト指向開発を行う際の、ソフトウェア開発工程において、分析工程であるオブジェクト指向分析 (OOA; object-oriented analysis) と、設計工程であるオブジェクト指向設計 (OOD; object-oriented design) の、総称である。なおプログラミング工程は、オブジェクト指向プログラミング (OOP; object-oriented
オブジェクト指向の本質を学ぶために,オブジェクト指向のこころを読みました. オブジェクト指向のこころ - アラン・シャロウェイ: https://amzn.to/3rl18Tb 読んだ理由# 主な動機は, パターンの本質を身につけるため. パターンを適用するベースとなるオブジェクト指向を深く理解するため. 以下の記事の NextAction で選んだ本だった. オブジェクト指向設計と並列プログラミングを Andoird で学ぶ!Pattern-Oriented Software Architectures を受けた | Futurismo オブジェクト指向の本質を学べる本として, ネットで評判が高かったので購入. また, 今年の目標としてデザインパターンを理解することをあげていたので, デザインパターンという言葉自体に惹かれた. 内容# OOP の 2 大原則とは?!# オブジェクト指向の
"ちょっとした祭り"の実態は? えーと、ソースはこちらです↓ 気分はstatic!: 実はオブジェクト指向ってしっくりこないんです! とりあえず現時点でのこのコラムへのコメントのエッセンスを纏めます。 それよりも、ポリモーフィズムがオブジェクト指向の肝だと思います。 ポリモーフィズムをうまく使うと条件分岐の記述を減してすっきりしたコードが書けます。 ぬ様 貴重なご意見ありがとうございました。ポリモーフィズムについては勉強したいと思っております。 ポリモーフィズムについては、私は 「関数へのポインタ(C言語)のデラックス版を使って、何かをやる」 と捉えています。C言語において、関数をそのまま呼ぶのではなく、ポインタを通じて呼ぶようにすると、 「たまたまその時、どんな関数がそのポインタに指し示されていたか」 によって、結果がまちまちになりますよね。 この特性を意図的に活用すると面白いことができ
In computer science, a mutator method is a method used to control changes to a variable. They are also widely known as setter methods. Often a setter is accompanied by a getter, which returns the value of the private member variable. They are also known collectively as accessors. The mutator method is most often used in object-oriented programming, in keeping with the principle of encapsulation. A
コンストラクタ(英: constructor)は、オブジェクト指向のプログラミング言語で新たなオブジェクトを生成する際に呼び出されて内容の初期化などを行なう関数あるいはメソッドのことである。対義語はデストラクタ。 オブジェクトの生成は、 メモリ割当(英: allocation) 初期化(英: initialization) の二段階を経て行なわれるが、コンストラクタを持つプログラミング言語ではメモリ割り当ては言語機能に組み込まれ、初期化用のコードのみを記述するのが普通である。 JISでは、「構築子」という直訳が割り当てられている規格もあるが[注釈 1]、「コンストラクタ」という用語が使われている規格もある[注釈 2]。 長音符を付けた「コンストラクター」という表記を採用しているドキュメントもある[4][5]。 C++、Java、C#、PHPなど、クラスベースのオブジェクト指向言語では、コン
Singleton パターン(シングルトン・パターン)とは、オブジェクト指向のコンピュータプログラムにおける、デザインパターンの1つである。GoF (Gang of Four; 4人のギャングたち) によって定義された。Singleton パターンとは、そのクラスのインスタンスが1つしか生成されないことを保証するデザインパターンのことである。ロケールやルック・アンド・フィールなど、絶対にアプリケーション全体で統一しなければならない仕組みの実装に使用される[1]。 Singleton パターンの一般的なクラス図を示す。 Singleton は同じ型のインスタンスを private なクラス変数として持つ。この変数には Singleton.getInstance() からアクセスする。Singleton のコンストラクタは private である。 このクラス図で注目すべきことは以下の3点であ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く