企業の業務システムは互いに連携しています。その連携を支えるのがインターフェースプログラムです。本番稼働した後でも、何か障害が発生した際の調査や、移行時のデータ検証には、このインターフェースに関する仕様書を読み解くことが求められます。 ただ、システム開発経験のない方にとっては、仕様書を眺めても頭に入ってこないかもしれません。これは、そもそもプログラムがどんなことをしているのか、それが仕様書でどう表現されるのかイメージがないからだと思います。 この記事では、インターフェースの仕様書を読み解くのに役立つ基礎知識を紹介します。 インターフェースとは何か あるシステムから他のシステムへデータを連携する仕組みです。同じシステム内でデータの加工を行うプログラムも同様にインターフェースとして扱うこともできます。 装置と人間の接点として入出力を行う画面のことをユーザーインターフェースと呼びますが、ここでは、
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