2015/01/24追記: 現在のバージョン psych 1.5.1 では、Heywood case が検知されると Warning が出るようです。 とのこと、はてブコメントにてお知らせいただきました。コメントを下さったid:hoxo_m様、ありがとうございます。 したがって表題の問題は、最新バージョンでは発生しないものと思われます。 ただ古い文献などにはこの問題が載っている可能性があること、また別の問題の解決に役立つ可能性があることを考え、本記事は残しておきます。 本題 Rのpsychパッケージに含まれるfa関数で最尤法による探索的因子分析を行うと、本来不適解(Heywood Case)になるようなデータであっても不適解が発生しないようです。 不適解とはつまり、因子分析の結果、いずれかの独立変数の共通性(communarity)が1を超えることを言いますが、fa関数で因子分析を行った場