Noといえることの大事さ著者: 宮川 達彦 自分でつくったソフトウェアを公開し、利用してもらうことはとてもうれしいものです。利用しているユーザからのフィードバックに耳を傾けることはソフトウェアをよりよいものにしていくためにもとても重要なことです。 一方、ソフトウェアのデザインにおける究極の美しさはシンプルさにあると言われます。有名なUNIX哲学では”Write program that do one thing and do it well”(1つのことをうまくやるプログラムを書け)といわれるように、複数の機能をつめ込まず、単一の機能をもったプログラムを組み合わせて使うことが美とされます。 ここにギャップが生じます。ソフトウェアが人気になり、ユーザが増えるにつれ、「あの機能を追加してくれ」「ここの動作をオプションでOn/Offできるようにしてくれ」という要望が出てきます。実際にそうした機能
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